ご質問から始まった回想

先日、「スイングタイプとウェッジの選び方」についてご質問いただきました。この記事をまとめる中で、自身の過去の感覚がふと蘇ってきましたので、今回はその体験について少しお話しさせていただきます。

私のスイングタイプとアプローチの得意分野

私はカバー系のスイングタイプで、いわゆる“スピナー系”のアプローチを得意としています。振り返ってみると、自分が最もアプローチに自信を持っていたのは、「グースネックのウェッジ」を使っていた時期でした。

当時は、練習場で「アプローチくん」と呼ばれるほど、毎日のようにアプローチ練習に打ち込んでいた時代です(笑)。その頃愛用していたのが、ピンアイ2というウェッジ。そして、ゴルフを始めた初期には、父から譲り受けたリンクスマスターモデル(Lynx Master Model)のクラブを使っていたことも思い出しました。

絶頂期の自信とその後の変化

正直に言えば、当時の私は「20~30ヤード以内であれば、ほぼワンパットで決められる」と本気で思えるほど、ショートゲームに強い自信を持っていました。

しかしその後、海外の試合への出場や移住を経て、ストレートネックのウェッジを使うのが主流となり、私自身も自然とその流れに合わせていくようになりました。

決して下手になったわけではないのですが、あの頃の“絶好調だった感覚”は、どこかに置いてきてしまったようにも感じていたのです。

再び手にした過去の記憶

今回、生徒さんからの質問をきっかけに過去を振り返る中で、「そういえば、あのグースネックが自分には合っていたんだ」ということを改めて思い出しました。

その思いが抑えきれず、ふと頭に浮かんだリンクスマスターモデルを探し、早速購入してしまいました。まるでタイムスリップするかのように、かつての感覚が少しでも戻ってくることを期待しながら――。

スイングタイプとウェッジの選び方 ~カバー系スイングとグースネックの思い出~ 関連画像 1



Lynx Masterモデルのアイコンでもあるグースだけど出っ歯のユニークなデザイン

フェースを右に向けてヒールからトウにボールを流していくイメージがめちゃくちゃ出ます。スピナー系の打ち方はこの感覚にマッチしています。
スイングタイプとウェッジの選び方 ~カバー系スイングとグースネックの思い出~ 関連画像 2
最近では見られないグースネック

トラディショナルなロングホーゼル

いかにも高重心でスピンが掛けやすそうなネックです。
重心とスピンの関係については、ウエッジのネック長さによるスピンの違いと魔改造をご覧下さい。
スイングタイプとウェッジの選び方 ~カバー系スイングとグースネックの思い出~ 関連画像 3
長いネック

高重心をさらに加速させる仕組み

このヘッドの特徴をさらに加速させるために、ソケットがメタル製で少し重くなるので、さらなる高重心化が狙えます。
スイングタイプとウェッジの選び方 ~カバー系スイングとグースネックの思い出~ 関連画像 4

組み上げて試打レポートを次回していきます。

AFTER READING

クラブを、身体と球筋につなげて考える

関連する知識をつなげて学ぶか、自分の課題を直接確かめるか。今の目的に合う学び方を選べます。